アーユルヴェーダとは
 アユルヴェーダとは「アーユス(生命)」と「ヴェーダ(真理科学)」という言葉の合成語で古代から伝わる「いのちの科学」です。中国医学より古い歴史を持つもので、世界最古の体系的な伝統医学と言われています。

 アユルヴェーダとは生命といのちを考える壮大な医の哲学とも言われますが、毎日の生活の中で「どのように食事をすればいいか」「行動するといいか」「心の持ち方はどうすればいいか」など指針してくれる生活に密着した知識なのです。病気の予防と健康維持ばかりでなく健康と病気を超えて心地よく生活するための知識とも言えます。
  • ヴァータ 風のエネルギー
  • ピッタ  火のエネルギー
  • カパ   水のエネルギー
 体内には目に見えない3つのエネルギーがあり、それらのバランスが整っていれば健康と言えます。このバランスが崩れると様々な症状が現れるのです。

 人体内の3つのエネルギーはサンスクリット語で「ドーシャ」と総称され、様々な不快症状についてどのドーシャが原因して起きたのか知り、体内のエネルギーがどのようなバランスにあることから起こっているのかを知ることが大切です。
 まず、自分の体と心の状態を知るところから始めましょう。
●ヴァータ
 性質:冷性・乾性・変動性・軽性・清澄性・微細性・粗性

 ヴァータは風のエネルギーですから運動です。体内においては血液を運んだり体内に栄養をおくり込んだり、排泄したりという働きと神経径の伝達機能を動かす役目をしています。
冷性 乾性 変動性などの性質があげられこのバランスが悪くなると血行不良や便秘、神経痛の症状がでてしまいます。

アンバランスになってしまったら
休息を十分とる
食事の規則性を重視する
体を冷やさない
心を落ちつかせる
●ピッタ
 性質:温性・鋭性・流動性・軽性・変動性・やや油性

 ピッタは火のエネルギーですから、物質を燃やすことで熱を発生させます。体内においては食べ物を消化し栄養にしたり情報を知識にしたりといった働きをしています。
温性 鋭性 流動性 といった性質がありバランスが悪くなると高熱がでたり、胃のトラブルや皮膚のトラブルがでやすくなります。

アンバランスになってしまったら
休息をとる
刺激の多い食事を控える
過激性なことを控える
心を加熱し過ぎない
●カパ
 性質:重性・冷性・油性・緩慢性・停滞性・粘着性・滑性・固形性

 カパは水のエネルギーです。2つのドーシャの変化を安定へと導き形をつくるのがこのエネルギーで体内では体を構成している細胞をつくります。臓器や血液などはカッパによって働いています。
重性 冷性 油性の性質がありバランスが崩れると体脂肪が溜まって肥満になってしまいます。

アンバランスになってしまったら
できるだけ動く
軽い食事をとる
冷やさない
心を明るくする
 アユルヴェーダでは不快な症状が体にあらわれた時(3つのドーシャの1つが強くなった時)増えたドーシャの反対の性質をおこなうことで症状を緩和していきます。
 例えば、カパが強くなり体が重くなってしまった時には、カパを減らすように軽性(食事を軽くする、運動をしてみる)の行動をとるようにします。
 
 体の不調だけでなく心の不調で普段の自分ちは思えない行動や言動をすることがあります。これも、1つのドーシャが大きく作用しておきることです。バランスよく生活するためには、今自分がどの状態(ドーシャ)なのかを知り、心だけでなく食べ物や生活習慣を使ってコントロールしていくことが必要です。
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