生活(健康法)
 アユルヴェーダでは1日を快適に過ごすためのテクニックがあり、毎日の生活にとり入れながら個人にあったケアをしていきます。
●運動
 アユルベェーダでは適度な運動をすることが大切としており、どの体質にも適した運動として散歩をすすめています。食後にも少し休息した後で軽い散歩をすることは食べ物の消化を進め、新陳代謝を促進させるのに役立ちます。

●呼吸・瞑想法
 呼吸法や瞑想法にはストレスを解消し、心や体のドーシャを整える効果があります。呼吸法は5分〜10分、瞑想法は20分〜30分行います。呼吸法だけでも瞑想法だけでも効果がありますが両方を行うとより効果が得られます。楽な姿勢で座り、息を吐き続いて呼吸をゆっくりと大きく数回繰り返します。
  1. 右手親指で右小鼻を上から押さえるようにして右鼻孔を閉じます。左鼻孔は開けたままで最初は左鼻孔から息を吐き、左鼻孔から息を吸います。
  2. 親指をはずして右鼻孔を開け、右手中指で左鼻孔から息を吐き左鼻孔から息を吸います。
  3. 最初と同様に、親指で右鼻孔を閉じ、左鼻孔から息を出して吸います。このように左右の鼻孔から交互に呼吸して5分ほど続けます。
●瞑想法
 吐く息と吸う息の間には息をしていない瞬間があります。また、心と心にわいてくる思いと思いの間には、思いのない状態があります。このすき間(ギャップ)の状態が純粋な静寂といわれるものです。

 自分一人になって周囲の音をできるだけ消します。目を閉じ、意識を自分の外側から内側へ移して自然にわいてくる思いや感情を感じます。自分の内側を自然にながめることを通して次第に落ちつき、心も体もくつろぎ自分の内側にエネルギーが広がっていくのを感じ、頭の中で浮かんでは消える様々なイメージに気をとられることはなく、それが流れるままにまかせておきます。
 するとある時、それらの思いやイメージが流れていない瞬間がある事に気がつきます。その無の瞬間は最初は1〜2秒間の短い間かも知れませんがそれを10秒間、1分間と伸ばしていけばそれは瞑想になります。

●舌のそうじ
 夜眠っている間に口の中に体内の老廃物や消化物がでてくるので、朝起きたら舌をそうじします。口の中を清潔に保つことは口臭の口内炎などの予防になり、健康につながります。

 舌の菌を取りのぞくには、市販されているダングスクレーパーや家庭にあるスプーンを使います。
どちらも優しくなでるように使います。
※タングスクレーパー:U字型のヘラのようなものでU字の両端部分を持ち舌の苔をとります。

●マッサージ
 アユルヴェーダのマッサージでは植物油の中でも坑酸化に優れているゴマ油を使います。マッサージすることで血液循環を改善し老廃物の運搬もスムーズになります。

-簡単セルフオイルマッサージのやり方-
 ・ゴマ油は焙煎したものではなく生を使いましょう。生ゴマ油を150度の熱し自然に冷ましてから使うようにします。
  • 油を塗り5分以上浸透させます。
  • 発汗させるために足湯をし体をゆっくりと温めます。
  • 乾いたタオル汗をぬぐい、そのままシャワーを浴びます。
     (オイルが気になるようでしたら、米ぬかで洗うといいでしょう)
各部のマッサージは顔・頭・手腕・足などをおこないます。

●入浴法
 朝の沐浴は、眠っている間に皮膚に出た老廃物や末梢化合物をきれいに洗い流し、精力を高めてくれます。

 朝に行う入浴やシャワーはカパが乱れている人は熱め、ピッタが乱れている人はぬるめにしましょう。アユルヴェーダでは洗髪は朝にするように薦めています。夜に行う洗髪は頭を冷やしカパを乱してしまい、翌朝鼻の調子が悪くなってしまいます。カパが乱れている人は朝に洗髪するのがいいでしょう。