001 <味覚>について
近頃「味を感じない」という人が増えているといわれています。人の味覚は甘味、酸味、塩味、苦味、旨味そして渋さも感じることができ基本味はそれぞれ異なった場所で感じられます。
(舌は味のセンサーです)
味を感知するセンサー的な役割の正体は「味蕾(みらい)」というもの。舌の表面の小さな突起物(乳頭)が散らばっておりこの中にある味蕾で(約5千個)味を感知し神経を介して脳に伝えることで味を感じることができるのです。
(舌の働き)
舌は食物の味を感じる器官でもありますが、言葉を話すとき複雑に形を変えて構音の手助けをするとともに歯で噛み砕いた食物をだ液と混ぜ合わせ食道に送り込む働きをしています。
(味覚障害って?)
味のセンサーなどが上手く機能せず「味がわからない」という状態。様々な原因が考えられますが、例えば味細胞に異常がおこる感覚性、味覚を伝える神経や何らかの原因で脳が異常を示したために起こる神経性、味物質が味細胞に到達しないために起こる伝導性、精神的な原因によって起こる心因性、その他薬の副作用によるもの、偏った食生活からくる亜鉛不足などがあげられます。
本来、亜鉛を多く含む味蕾は亜鉛が欠乏することで再生が困難となり味覚障害がおこるといわれています。
(亜鉛を含む食品をとろう)
生かき、ごま、海藻、バナナ、カシューナッツ など

グルメで飽食の時代といわれている一方でコンビニ食や手軽な加工食品を利用する人が増え栄養素が乏しい時代でもあります。おいしいものを食べるには体も健康でなければ味わえないよ、と信号を送っているのかも知れません。

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