徳田泰子のホリスティック栄養学

013 野菜の栄養素変化について

最近の食事は栄養素が不足していると、サプリメントを勧められることが多々あります。また、環境ホルモン、農薬、地下水の汚染など様々な食環境の変化に懸念の声が多くなっています。野菜についても栄養価が年々減っているのではないかと。ちゃんと、摂っているはずの食事に何が起こっているのでしょうか。日本食品標準成分表を参考に従来からの栄養素の変化を追ってみました。

野菜の栄養素の変化 図1(日本食品標準成分表より)

ビタンミンC(r/100g)
  小松菜 春菊 ほうれん草 トマト
'50年 90 50 150 20
'54年 90 50 100 20
'63年 90 50 150 20
'80年 75 21 65 20
'01年 39 19 60 15

鉄(r/100g)
  パセリ ほうれん草 にら わけぎ
'50年 15.5 13.0 19.0 17.0
'54年 7.5 3.3 2.1 1.2
'63年 7.5 3.3 2.1 1.2
'80年 9.3 3.7 0.6 0.5
'01年 7.5 2.0 0.7 0.4

上記、表をご参考いただければ、全ての栄養素が減っているわけではありませんが、顕著に減っているものが多いのは事実です。しかし、野菜にはビタミン・ミネラル以外にも食物繊維など私たちの体にとって有益なものは多く含まれているので、大切な栄養素を有効に体に取り入れることができるように工夫することが必要です。もしも、有効に摂取できない場合は、サプリメントを活用されるのも健康管理に役立ちます。

2002/03
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