徳田泰子のホリスティック栄養学

034 ウコン(鬱金)について

疲れた体を何とかしたい!ウコンのことをもっと知りたいあなたに
忘年会や新年会と行事が続き肝臓や胃腸が少し疲れ気味ではないでしょうか?
今月はお酒や過食による内臓の酷使に効果のあるウコンの効用についてご紹介したいと思います。

ウコンは熱帯アジア、インドを原産地とするショウガ科の多年生草木で日本では沖縄
や九州南部でウコンが栽培されています。実は、ウコンは健康食品としてだけでなく私達の生活にとても身近な存在なんです。
例えば、子どもから大人まで大好きなカレーライス。このカレーのスパイス、ターメリックとして活用されています。
また、ウコンは沢庵、フレンチマスタード、マーガリンなどにも用いられています。

ウコンの主な薬理作用は、胃に温感を与え、胃の運動を亢進、刺激することから食用
増進や健胃作用があります。
また、シネオール、ターメロン、クルクモールなどの精油成分が肝細胞を刺激して胆汁排泄も促進するので利胆薬にも分類されています。ただ、いいからといって摂りすぎは肝臓への負担をかけ脂肪変性を起こす可能性もありますので注意が必要です。

ウコンには春ウコン、秋ウコン、紫ウコンの3種類があります

春ウコン(キョウオウ)
春にピンクの花を咲かせます。やや苦味があり、主に薬や健康食品に活用されています。 精油成分が秋ウコンよりも多い(ターメロン、シネオール、クルクモール、αクルクメンなど)肝臓や胃腸に有効だと言われています。

秋ウコン(ウコン)
秋に白い花を咲かせます。苦味が少なく、主にスパイスに活用されています解毒作用のある黄色色素のクルクミン(ポリフェノールの一種)が豊富に含まれ胆汁の分泌を促して肝臓への負担をやわらげます。また、抗酸化作用もあります。

紫ウコン(ガジュツ)
紫の花を咲かせ根茎を切ると薄紫色をしているのが特徴です。
最も苦味が強く主に薬用に使われます。薬効の高い精油成分が豊富に含まれています。胃もたれ、消化不良、肝臓病などに有効だといわれています。

主な精油成分としてターメロン
殺菌・防腐作用、抗炎症作用があります。

シネオール
健胃作用、殺菌・防腐作用、抗炎症作用がありますクルクモール:癌の抑制作用があります。

αクルクメン
胆作用やコレステロールを溶かす作用があり疾病の改善に役立ちます。

飲むタミング
油との相性がいいので食後やアルコールを飲んだ後がお勧めです。

身体を守るため楽しく、適度に飲食し「ウコン」を上手に活用してください。
カゼを引きやすい季節になりました。昨年からSARS(重症性呼吸器症候群:サーズ)が流行し私達の生活を脅かしています。
今年の冬も再び流行する可能性も指摘されていること、また同時期に流行するインフルエンザと初期症状が似ていることから、自己診断で終わらずンイフルエンザやSARS(サーズ)対策は例年以上に取り組んでいただきたいと思います。

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