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ナチュラルヘルスケアに関する旬の話題を提供します。

011 2001年11月1日発行

冷えと乾燥

今年もあっという間に木枯らしが身にしみる11月になってしまいました。分厚いコートやマフラーで寒さをしのぐのもいいけれど、それだけで健康をキープできるとは限りません。今月は、冷えと乾燥の季節にありがちなお悩みを解決するポイントと、お助けグッズを紹介します!

今年こそ克服したい体の冷え!!

体が冷えるのは、血行不良が原因。血行が悪くなると、単に寒くてつらいというだけでなく、肌の荒れやくすみ、体のむくみにもつながります。また、以下のようにさまざまな体調不良の一因にも。

●冷え性

「布団を掛けても背中がゾクゾクする」「靴下を履かないと寒くて寝られない」…このつらさは、冷え性でない人にはなかなかわからないもの。自律神経の働きの乱れや、血流の低下などが原因と考えられています。

オルターライフ症状検索「冷え性」

●便秘・痔

便秘が慢性化している人は、便の水分が腸から吸収され、かたく出にくくなっています。寒い季節は水分摂取が少なくなりがち。だから積極的に水分補給を。
かたい便を無理に排出すると局所から出血することがあります。認めたくないけど、実はこれ、痔の症状の一つ。痔は症状によっていくつかに分類されますが、男女とも患者の約50%を占めるのが痔核(いぼ痔)。また、女性の場合は肛門の出口付近に裂け目ができる裂肛(切れ痔)が多く、男性には痔ろうが多く見られます。
痔には冷えも関係しています。冬でも毎日入浴して局所を清潔にし、温めることで血液循環をよくしましょう。

オルターライフ症状検索「便秘」
オルターライフ症状検索「痔」

冷えきった体を入浴でしっかり温める

<半身浴>

冷え性の人によいと言われるのが半身浴。浴槽に「ぬるいかな」と感じる温度のお湯を少な目に張り(みぞおちあたりの深さが目安)、20〜30分ゆっくりつかります。ただし、真冬は入浴中に湯温がどんどん下がってくるので、ときどき追い焚きを。上半身が寒い場合は、肩にタオルを掛けるといいでしょう。
入浴時は、ニンニクのかけらの皮をむいたものを数片、洗濯ネットなどに入れて浴槽に浮かべておくと、体の芯からホカホカに。ぜひ一度お試しください(においが体につくことはありません)。

温度はぬるめの38度前後
お湯はみぞおちから下
20分くらい汗がでてくるまでつかりましょう。
寒いと感じたらタオルなどを肩にかけて
お湯の量を調節せずに半身浴ができるお風呂用の椅子を使うと便利!

<温冷浴>

より積極的に冷え体質を改善したいなら、温水と冷水に交互に入る温冷浴がおすすめ。冷水で始めて冷水で締めるのがポイント。お湯は「ちょっと熱いかな」と感じる温度をキープするようにして、それぞれ1分ずつ交互に入るのを7セット行います。自宅で行う場合、冷水はシャワーでかまいません。

体を冷やすことで、皮膚表面にある血管の代わりに深部にある血管の流れがよくなるため、お風呂から上がる頃にはじんわり温まっているはず(この感覚、プールで泳いだ後の感じと似ています)。ただし、血圧が高めの人はトライしないでくださいね。

寒い季節は乾燥にも注意!

温度の低い空気は湿度をたっぷり含むことができません。だから冬の空気は乾燥しがち。そんな空気にさらされるお肌も、しっかりケアしないとカサカサに。

●主婦湿疹

指や手のひらにかゆみのある湿疹が出たり、乾燥してあかぎれになったりするもの。水仕事で皮脂膜がなくなったところへ、洗剤や石けんの刺激が加わることで出ると考えられています。クリームなどで肌の保湿を心がけるほか、洗い物をするときにビニール手袋をするなど、洗剤や石けんに直接触れないようにすることで予防可能。

乾燥を防ぐには

乾燥肌の予防には、保湿成分配合の入浴剤や、ビタミンE入りのクリームがおすすめ(ちなみに尿素入りクリームは、保湿効果があるのではなくて角質を取り除いて肌をすべすべにするもの)。部屋の空気の乾燥は、加湿器がない場合、エアコンの風が当たるところに洗濯物を干すことで防ぐこともできます。ただし湿度が60%以上になるとカビが生えやすくなるのでご用心!

ウイルスは冷たく乾燥した環境で猛威をふるう

風邪もインフルエンザも、ウイルス感染によるもの。気管が冷えたり、疲れが溜まって抵抗力が落ちているとかかりやすくなります。うがいや半身浴で予防を心がけましょう。ウイルスは高温多湿の環境に弱いので、加湿器で室内の湿度調節を。
ちなみに、昨年10月末から今年6月末にかけての全国のインフルエンザ患者数は約12万人(厚生労働省発表による)。特に多かったのはAソ連型と、B型ウイルスによるものでした。



<こんなときはインフルエンザ!?>

・いきなり40℃近い熱が出る
・全身がだるい
・手足の関節が痛む
・激しい頭痛がある
・吐き気がある

一般的な風邪の感染は喉や鼻で治まるのに対し、インフルエンザの感染は全身に広がるのが特徴。ウイルスは感染して48時間でほぼ全身に行き渡ります。「おかしいな」と思ったら、早めのケアをしましょう。

<どうしてもという時にはワクチン摂取で予防を>

・インフルエンザ流行期に重大なイベントを予定している人
・子どもや高齢者など、病気に対する抵抗力が弱い人
・妊娠中で薬(抗生物質)を飲めない人
・病中、病後で体力が落ちている人

〈ナチュラルな風邪予防〉

ハーブやアロマセラピーを毎日の生活に取り入れて、風邪予防!

エッセンシャルオイルをお部屋の加湿器に垂らして、空気浄化をしたりエキナセアなどのハーブティーを飲むのは風邪予防に効果的。

・ペパーミントオイル
ペパーミントオイルには循環器の機能を高めたり、呼吸器系の炎症を癒す作用が期待できます。入浴剤やマッサージオイルに利用するほか、お湯を張った洗面器に3〜4滴落として吸入するなどの方法がおすすめ。

オルタライフ症状検索「風邪」


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