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ナチュラルヘルスケアに関する旬の話題を提供します。

017 2002年5月1日発行

初夏のフェイシャル&フットケア

夏本番を前に、日差しがぐんぐん強くなってきました。5月はGWを中心にアウトドアを楽しむ機会が増えますが、紫外線対策は万全ですか? 今月は、汗ばむ季節に気になる足のケアと合わせて、セルフケアのポイントをご紹介。

いつまでもきれいな肌をキープするために

●「紫外線の4大悪」をご存じですか?

春から夏の日差しに多くなる紫外線には、4つの悪があります。

  • シミ、シワを増やす:肌細胞の遺伝子を傷つけたり、コラーゲン破壊酵素を増やして、シミ、シワをできやすくする。
  • 皮膚ガンの原因になる:傷ついた肌細胞の遺伝子がきちんと修復されないと、皮膚ガンになることが。
  • 免疫力を低下させる:免疫機能にかかわる肌細胞が傷つくと、ヘルペスなどの感染症にかかりやすくなる。
  • 白内障の原因になる:角膜が傷つくと角膜炎に。また、老化現象の一つといわれる白内障が早期に起こりやすくなる。

●あなたのスキンタイプは?

  • スキンタイプ・(日本人の約1割) → 確実な紫外線対策を強い日差しを浴びると肌が赤くなるが、黒くはならない。
  • スキンタイプ・(日本人の約7割) → 外出時は紫外線対策を強い日差しを浴びると肌が赤くなり、1週間ほどして黒くなる。
  • スキンタイプ・(日本人の約2割) → 日差しの強い場所では紫外線対策を強い日差しを浴びてもほとんど赤くならず、数日後には黒くなる。

●夏に欠かせないサンスクリーン。まずは専門用語をチェック!

  • UVA:紫外線A波。表皮の下の真皮にダメージを与えて、シワを増やす。目に与えるダメージは、UVBより大きい。
  • UVB:紫外線B波。肌の奥へ浸透して肌細胞の遺伝子を傷つけ、シミを増やす。オゾン層の破壊で年々照射量が増えている。
  • PA:UVAの遮断効果を「+」〜「+++」で表すもの。数が多いほど効果が高い。
  • SPF:UVBの遮断効果を1〜50+までの数字で表すもの。大きいほど効果が高い。

●自分に合ったサンスクリーンを上手に使おう

アウトドアで強い日差しを浴びるときは、サンスクリーンでシャットアウト。
スキンタイプごとの目安は次の通りです。

スキンタイプ・:PA+++ SPF50
スキンタイプ・:PA+++ SPF30
スキンタイプ・:PA++  SPF20

サンスクリーンには紫外線を反射する紫外線散乱剤と、紫外線を吸収する紫外線吸収剤が配合されています。サンスクリーンで肌が荒れたり、かぶれてしまうという人のために、紫外線吸収剤を含まない製品もあります。


「使ってみました」(健康ライター・へるす姉さん)
去年8月、仲間と標高約3000mの山へ。雲の上だから日差しが強い強い。私はスキンタイプ・ですぐに黒くなってしまうので、PA+++/SPF50の国産サンスクリーンを使用。2日にわたって山歩きをした結果、私は多少焼けたかなという程度で、腕にTシャツの袖のラインが付くようなこともありませんでした(ただし手の甲は落ちやすいようで、腕よりも焼けてしまった)。何も塗らなかった仲間2人(どちらも男・スキンタイプ・)は2日目に肌が真っ赤になり、荷物が当たって肌がこすれたりすると悲鳴を上げていました。男性はべたべたと肌に塗るのを嫌がりますが、やっぱり予防は大切ですね!


<UVカット効果を高めるポイント>
 ・きちんと塗り伸ばす。塗ったら乾くまで触らない。
 ・2時間おきに塗り直す(ウォータープルーフタイプのものも同じ)。
 ・UVカット効果のある日傘や帽子、サングラス、シャツなどを併用する。
 ・日差しが強いシーズンの外出は、できるだけ早朝か夕方以降に。

●アフターケアも抜かりなく!

  • 効果の高いサンスクリーンを使ったときは、専用クレンジングでしっかり落とす。
  • 肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりするときは、保冷剤などで冷やす。
  • 美白コスメなどでしっかりケアする。

AHA:αヒドロキシ酸。角質を薄くして、ビタミン剤の浸透をよくする。
レチノール:ビタミンAのこと。紫外線のダメージで衰えた肌を活性化する。
コウジ酸:シミの治療にも使われる美白成分。化粧品には1%程度配合。
ルシノール:メラニン生成抑制効果のある美白成分。
ビタミンC:メラニン色素の生成を抑える。ビタミンCよりもビタミンC誘導体のほうが肌への吸収率が高い。

■今月の絞り込み情報:汗ばむ季節のフットケア

 汗を分泌する汗腺にはアポクリン腺とエクリン汗腺とがあり、エクリン汗腺は全身に分布しています。エクリン汗腺から分泌される汗は、99%が水分でおもに体温調節をしています。

 エクリン汗腺が最も密集しているのは足の裏。なんと、1cm2に300近い汗腺があり、1日に200mlもの汗を出すといわれています。足の裏に存在する常在菌は、エクリン汗腺から分泌された汗(水分)で活性化し、足の裏の垢や皮脂をエサにして繁殖します。営業職などで汗をかきやすく、靴を脱ぐ機会の少ないような人は、そうでない人より菌が繁殖しやすいといえます。

 特にこれからの季節に気をつけたいのは水虫。水虫は足が蒸れることでなるというわけではありませんが、上記のような人は水虫菌に感染した場合に発症しやすくなります。水虫は、お風呂やプールの足拭きマット、旅館のスリッパなどから感染することが多いので、足は毎日よく洗って水分を残さないようにしっかり水分を拭き取り、水虫菌を繁殖させないようにすることが大切です。

 発症を予防するには、お酢または緑茶を薄めたお湯や、ティートリーのアロマオイルを数滴垂らしたお湯などに足を浸けるのがいいと言われています。ただし、すでに水虫や湿疹などのトラブルがある場合は刺激を与えるのを避け、治療を優先させてくださいね。


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