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ナチュラルヘルスケアに関する旬の話題を提供します。

021 2002年9月1日発行

気持ちよく秋を迎えるために
〜アフターサマーのセルフケア〜

東洋医学では、夏の疲れが残ると秋には呼吸器の疾患にかかりやすいと考えられています。
また、夏にクーラーで体が冷えると、冬の冷えもひどくなるとか。
残暑を迎え だんだん涼しくなってくるこの時期は、秋に向けて体の調子を整えましょう。

●夏の疲れの症状別対処法●

/////夏ばて/////

だるくてやる気が起きない。
食欲がなく、水分ばかり摂りたくなる。

→暑さによる全身的な疲労が原因。

<漢方薬>

一般に漢方薬では補中益気湯(ほちゅうえっきとう)や十全大補湯(だいぜんじゅうほとう)がよく処方されます。

<食事療法>

黒ゴマには、夏ばてによる脱力感や脱水状態などを改善する作用があるといわれています。
脂質やミネラルに富み、緑黄色野菜に含まれるビタミンの作用を増強する効果があり、大豆やほうれん草と一緒に摂るのがおすすめ。

ゴマはそのままだと消化されないので、すり鉢ですって利用します。
食欲がなかなか回復しないようなら、薬剤師さんなどに相談してビタミンB群のサプリメントを飲んでみてもいいでしょう。

/////夏やせ/////

暑さで食欲が落ち、夏の間に体重が2〜3kg減った。

→冷たいものの摂りすぎによる消化不良が原因。

<リンゴ+バナナ+レモンのフルーツ療法>

消化力が落ちているときは、うなぎなどの脂っこいものは逆効果。
リンゴやバナナは食べやすく、食物繊維に整腸作用があります。
ビタミンやミネラルなど体の各機能の働きを調整する成分も豊富。
すりおろすなどして、ヨーグルトと一緒に食べましょう。
レモン汁をかければ、クエン酸による疲労回復の効果も期待できます。

!脱水症状に注意!

下痢をしたときはなんとなく水分を避けたくなるもの。
しかし実際は水分を多く排泄してしまっているので、体は水分不足になっています。
おなかをこわしたときの食事は、消化がよく刺激の少ない、水分の多いものが適しています。

たとえば、おかゆを中心とした食事が理想的。飲み物も、体温に近いお茶などがよく、牛乳や清涼飲料は避けたほうがよいのです。
温度と湿度が高い日は食中毒も発生しやすいもの。下痢とともに嘔吐、発熱、腹痛など他の症状を伴うときは、すぐに病院へ。

/////クーラー病/////

肩こり、腰痛がひどくなった。
脚がだるく、むくみやすい。

→体温調節機能と代謝機能の衰え。

<ハーブ療法>

ハイビスカスのハーブティには 疲労回復に効果のあるクエン酸が含まれているので、疲労回復に効果的。
利尿作用もあり、むくみ解消に役立ちます。

<半身浴>

 ニンニクエキスの入ったものなど、血行促進作用のある入浴剤をぬるめのお湯に入れて半身浴を。

/////不眠/////

布団に入ってもすぐに眠れない。

→冷えからくる自律神経の働きの乱れ。
 暑さや不規則な生活による睡眠リズムの乱れ。

<快適睡眠のための環境づくり>

季節に合った寝具の組み合わせを工夫してみて。
理想的な布団の中の温度は33℃、湿度50%程度とされています(夏も冬も同じ)。
敷き布団はやわらかすぎず、掛け布団は寝返りを打ちやすい軽めのものが理想的。

/////夏かぜ/////

咳、喉の痛みなど呼吸器の症状がある。

→アデノウルスとエンテロウイルスが原因。
 高湿を好み、インフルエンザの死滅する夏場に感染しやすいウイルス。
 体が冷えると夏かぜをひきやすくなります。

<ティートリー水でうがい>

ひき始めならティートリーオイルを数滴落とした水で、まめにうがいを。
咳などの症状が続くようなら内科か呼吸器科を受診して、気管支炎や肺炎を起こす前に治しましょう。

●アフターサマーのコスメティクス●

/////シミ、そばかす/////

日焼けをして、シミ、そばかすができてしまった。
虫に刺されたところをかいたら跡になってしまった。

→メラニン色素の働きによる色素沈着が原因。

<美肌ジュース>

オレンジ1個、マンゴ80g、ヨーグルト100g、レモン汁小さじ1 --- ミキサーでジュースにして飲む。
完熟したマンゴにはビタミンA、ビタミンC、フラボノイドが豊富。
オレンジに含まれるクエン酸は体に溜まった疲労物質を排泄する作用も。

<緑茶スキンケア>

緑茶で作った化粧水やパックでシミが消える!とテレビ番組で紹介され、話題になっています。
医学的な検証はまだ不十分ですが、緑茶の葉にはビタミンCがたっぷり含まれているので試してみる価値はありそう。選ぶときは、無農薬の茶葉を使って作られた製品を。

/////肌荒れ/////

頬がカサついたり、肌の色がくすんで見える。

→紫外線やエアコンで皮膚が乾燥してしまっている状態。
 また、メラニン色素が皮膚の表面に定着してしまっている。

<スチームタオル&パック>

タオルを濡らし、軽く絞って電子レンジで20秒くらい加熱
         ↓
やけどしないよう注意しながら顔にあてる
         ↓
毛穴が広がったら保湿効果の高いパックでケア

/////あせも/////

汗の出やすいところに赤いポツポツができて、痛みとかゆみがある

→汗の出口がふさがれて炎症を起こしている状態。

<ハーブバス>

あせもによいといわれるのがヨモギ湯やカモミール湯。
ぬるめのお湯にゆっくりつかるのが効果的といわれています。

<おばあちゃんの知恵袋>

 スイカを食べたあとに残る白い部分をあせものできかかったところに
 こまめに塗ると治るという説も(赤い部分は完全に取り除いて使います)。

/////髪のダメージ/////

パサつき、枝毛がひどくなった

→海の潮風やプールの濃い塩素によるダメージ。

<集中ケア>

ダメージヘア用のヘアパックなどで水分を補いましょう。
この時期、ストレートパーマやヘアカラーは避けたほうが無難かも。
ヘアマニキュアなら髪への浸透が少ないので、美容院で相談してみて。


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