ナチュラルヘルスケアに関する旬の話題を提供します

035 2003年11月1日発行

おいしく食べてキレイになろう!

 新米、新酒に新作デザートと、食いしん坊さんにはたまらないシーズン到来。
 えっ、太るのがイヤだから食べるのは我慢? ちょっと待って!
 旬の野菜やフルーツには栄養素がたっぷり。いただかなくちゃ、もったいないと思いませんか?

食欲って何だろう?

 
●食欲は、脳の視床下部にある食欲中枢によってコントロールされています。
    空腹感 <----- 脳の「摂食中枢」が働く
      ↓
    食事を摂る
      ↓
    血糖値が上がる <----- 脳の「満腹中枢」が働く
      ↓
    食事を終える

 ●食欲には本能的な食欲と、精神的な食欲とがあります。
 <本能的な食欲>
 エネルギーが不足したときに全身で感じる本能的な食欲。
 
 <精神的な食欲>
 食材や料理の色・香りなど、感覚器からの刺激によって起こる食欲。

 <食欲が増すのはこんな時>
  ・血糖値(血液中のブドウ糖量)が下がった時
  ・寒さによって摂食中枢が刺激された時
  ・おいしそうな料理を目にした時
  ・おいしそうな香りを嗅いだ時
  ・食材を切る音や炒める音など、料理を連想させる音を聞いた時
  ・うれしいことがあった時

 ●秋から冬に食欲が増すのは、体の自然な反応です。
 秋になると食欲が増すのは、冷えた空気が肌を刺激し、それが摂食中枢を刺激するから。さらに冬は、エネル
 ギー量の高いタンパク質や脂質の多い食べ物が好まれる傾向にあり、これらは寒さに対する抵抗を高めるた
 めとも考えられています。こんな季節に無理なダイエットをすればリバウンドしてしまうのも当然といえそう!

食べてキレイになるFOOD FIGHTにトライ!

 アメリカで90年代から使われ始めた「FOOD FIGHT」という言葉は、「食べて勝つ」という考え方を指したもの。
 節食中心のダイエットよりも賢く選んで食べる方法を工夫してみませんか?

 STEP1:まずは自分の食生活をチェック
 まずは毎日食べているものをすべてリストアップしてみてください。
 面倒でも、間食や飲み物などすべてを書き出してみると「こんなにバランスが悪かったの!?」
 「無意識にこんなに甘いものを摂っていたの!?」などと、見えてくることがたくさんあるはず。

 STEP2:増やすものと減らすものを考えよう
 ふだん口にしているもので、体に悪そうなものは減らし、足りていないものは意識的に摂ることを心がけて。

  食事から必ず摂る必要のある栄養素
   ・炭水化物(糖質):穀類など
   ・必須アミノ酸:肉、魚、乳製品、大豆製品など
   ・必須脂肪酸:植物油に多く含まれている
   ・必須ビタミン:緑黄色野菜、フルーツなど
   ・必須ミネラル:海藻、貝類、乳製品など

  乾燥の季節、スキンケアにいい栄養素
   ・ビタミンA:緑黄色野菜、チーズなど(極端な摂りすぎは禁物)
   ・ビタミンC:柑橘類、野菜類、いも類など
   ・亜鉛:煮干しやかきなど
   ・食物繊維:いんげん、ごぼう、ひじき、りんご、キウイなど
  
 STEP3:つい摂りすぎてしまうもの、減らす対策を考えよう
 頭ではわかっていても甘いものがやめられない、ついつい油っこいものが食べたくなってしまう……などは、
 それなりに原因がある場合も。

  「甘いものが欲しい!」は、ビタミンB不足?
   穀類や豆類の摂取が少ないとビタミンB群が不足して、糖をうまくエネルギーに変えることができないために
   即エネルギーになる甘いものを摂りたくなることが。
   ちょっとおなかがすいた時にケーキやチョコレートを食べてしまうなんていう人は、このタイプかも。特に忙し
   くて朝ご飯を食べていないような人などは可能性あり。
   ご飯、パスタ、コーンフレーク、納豆、豆腐などで穀類・豆類をしっかり摂ってみて。

  脂っこいものはクセになる
   脂のこってり感は、おいしさを感じさせる要素の1つです。
   これがクセになると、無意識に脂の多い料理を好むようになりがち。代わりにチーズを使った料理はいかが?
   また、アルコール類や、ニンニクなどの香辛料は食欲を増進させるので食べ過ぎが気になる時は控えてみ
   るのも1つの方法。

 STEP4:ヘルシー&デリシャスな食生活を目指そう
 食べ物においしさを感じる要素は、料理に含まれる旨み成分だけではありません。色、形、大きさ、温度、歯ご
 たえ、舌ざわり、香り、バラエティなども重要な要素。この感覚的な要素を把握しておけば、淡白な食材をメイン
 にしても満足度の高い食生活が送れるというわけ!

  満足度アップのポイント
   ・色:地味なものよりカラフルなもの。
   ・形:シンプルな形よりは複雑な形のもの。
   ・大きさ:小さいより大きいもの。
   ・温度:一般に人の体温の+−25〜30℃の範囲。
   ・歯ごたえ:サクサク、シャキシャキしたもの。
   ・舌ざわり:こってりしたもの、ねっとりしたもの。
   ・香り:“おこげ”のような香ばしいもの。
   ・バラエティ:大皿料理より小皿料理。

カサカサ肌は体の外側からもケアしたい

 日本の冬は湿度がとても低いうえ、オフィスの空気もエアコンでカラカラ。
 いくら栄養を摂っても、外側からのケアなしではよいコンディションをキープしにくいのが実状です。

 カサカサ肌に効果的なスキンケアは
  加湿器 : 風邪予防の意味でも1台は欲しいもの。
  ウォータースプレー : オフィスなど外出先で。ヘアケアにも効果的。
  保湿美容液 : コラーゲンやヒアルロン酸などを配合したものがおすすめ。ナチュラル系ではヘチマエキスや
           アロエエキス、シルク、カモミールエキスなどを原料に使ったものが人気です。


寒い季節はどうしても家でゴロゴロする時間が長くなりがち。テレビを見ながらでも簡単なエクササイズを毎日続けたいですね。
ボディラインが気になる方にはヨーガもおすすめです。
食欲のコントロールに効くポーズや、肥満解消に効果的なポーズを体得してぜひ実践してみてください。
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