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ナチュラルヘルスケアに関する旬の話題を提供します。

025 2003年3月1日発行

自律神経のはたらきとセルフコントロール

春は入学・就職や人事異動などで環境が変わることの多いシーズン。
新しい環境に慣れようとがんばりすぎると、緊張状態が続いて
自律神経のはたらきが乱れることも。
体調を崩す前に、自分で上手にコントロールしたいですね。

 ////////自律神経ってどんなはたらきをしているの?////////

自律神経自分の意思とは無関係に反応する器官を支配する神経。
      生命に不可欠な機能を自動調節しています。
      呼吸、血圧などの循環、排泄、消化吸収、汗などの分泌
      などが自律神経によって支配されています。


自律神経には交感神経と副交感神経とがあります。
・交感神経:自律的にはたらく器官のはたらきを促進します。
・副交感神経:自律的にはたらく器官のはたらきを抑制します。

ストレスなどで緊張状態が続いて
交感神経のはたらきが優位な状態が続くと……
 頭痛、めまい、疲労感、不眠、ふるえ、冷え、発汗異常、動悸、息切れ、
 食欲不振、便秘、下痢 などの症状が現れます。
 内科的な検査しても特に病気が見つからない場合、「自律神経失調症」と
 診断されることがあります。


     ////////自律神経失調症の原因・治療は?////////

<原因>
精神疲労や軽い神経症、うつ病、ノイローゼなど、精神的な症状によって現れることが多いといわれています。
<診断>
自律神経失調症かどうか、病院やドクターによっては問診だけで診断することもありますが、正確には「自律神経機能検査」によって心電図や血圧、皮膚反応などの変化を見て診断することになっています。
<治療>
原因となっている物事の解決を基本に、症状に応じて精神安定剤や自律神経安定剤を用います。ただし安易に薬に頼ってしまうと、不安で薬をやめることができなくなる場合があります。


    ////////予防のためにリラックスを心がけて!////////

次のような状態が続いているようなら、
意識的にリラックスできる時間を作りましょう。
・朝起きた時から気分が落ち込んでいる。
・何に対してもやる気が起きない。
・理由もなく不安になる。
・よく眠れない。
・自分を責める気持ちが強い。
・暑いときでも汗をかきにくい。
・他の人が寒がらないときでも寒さを感じてつらい。

          ////////おすすめ対処法////////

<自分の思考パターンを知る>
心理テストなどを利用して自分の考え方のクセを知っておくと、セルフコントロールに役立ちます。心理学者が考案した「エゴグラム」や、中近東で生まれた性格類型論「エニアグラム」などがあります。エニアグラムはアメリカで急速に広まり、日本でも翻訳書がベストセラーになりました。性格を9つの類型に分類し、各タイプとの相性や上手なつきあい方なども紹介されています。

<アロマセラピー(芳香療法)>
カモミール、サンダルウッド、ラベンダーなどの香りに鎮静作用があるといわれています。寝室や浴室にアロマポッドを置いて、ゆったりしたひとときを。最近は緑茶の香りを楽しむ茶香炉も人気です。

<自律訓練法>
ドイツの精神科医が考案した技法。呼吸を調えて自己暗示をかけることにより、自らをリラックス状態に導くものです。方法は誰にでもできるもので、専門書などに紹介されています。

<音楽療法>
私たちの耳は広い範囲の周波数の振動を「音」として捉えることができますが、特に150Hz以下の低音域の音にリラックス効果があることがわかっています。楽器ではチェロの音がこの音域にあたるそう。
眠れない夜はバッハの「無伴奏チェロ組曲」などいかが?


<ストレッチ・整体>
運動をする時間がない人でもストレッチなら簡単。筋肉の緊張を緩めると血行が良くなり、心の緊張をほぐすことにもつながります。スポーツ医学の本などを参考に、肩や腰など、凝りの激しいところを中心に伸ばしてみましょう。

<深呼吸>
緊張を感じた時に効果的。鼻から息を吸い、腹部をできるだけふくらまします。そのまま数秒間息を止めた後、ゆっくりと時間をかけて息を吐きます。
これだけでドキドキが落ち着いてくるから不思議ですね。
より本格的な呼吸法は気功教室でも体得できます。


----------------------------------------------------------------------実践してます(健康ライター:へるす姉さん)
私は根を詰めるタイプで、細かい作業を続けているとのぼせて鼻血が出ることも。エニアグラムで完璧主義的なところがあるとわかってから、良い意味で「いいかげん」に生きるようになり、夜もよく眠れるようになりました。頭を休めたいときは、インターネットで山や海辺などのライブ映像を見ています。興味がある方は検索してみてくださいね!
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            ●最新ニュース●
          ダイエットが心を蝕む!?

<精神安定に欠かせないセロトニンとは?>
セロトニン:精神を安定させる神経伝達物質。ブドウ糖の働きによって
      脳に運ばれたトリプトファン(アミノ酸の一種)によって
      脳内でつくり出されます。

       ブドウ糖
トリプトファン ---> 脳 ---> セロトニン
                 精神安定

極端なダイエットでブドウ糖が不足すると、脳内でセロトニンがつくり出されなくなって気分が落ち込んだり、不眠になることがあるといわれます。過食症や拒食症などの摂食障害にもセロトニンの不足が関係していることがわかってきています。
脳のエネルギー源となるのはブドウ糖だけなので、ケーキなどのお菓子はともかく、ご飯などの主食を抜くダイエットにはくれぐれもご注意を!

♪桜の開花ももうすぐ! 風はまだ冷たいけれど、たまには散歩などに出かけて楽しい春を迎えたいですね。


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