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ナチュラルヘルスケアに関する旬の話題を提供します

029 2003年5月1日発行

連休を楽しく過ごすヘルスケア

東南アジアで感染が報告されている重症急性呼吸器症候群、SARS。 原因不明、ワクチン未開発で、
海外旅行を中止した人も多いでしょう。
また、国内ではそろそろ食中毒が怖い時期。健康に気をつけて大型連休を楽しく元気に過ごしたいですね!


 
なんだか怖い! SARSってどんな病気?

■すでに100名を超える死亡者が出た新感染症■
SARS:Severe Acute respiratory syndromeの略。
WHOによると、4月15日現在、カナダ、シンガポール、中国、アメリカ、イギリス、ベトナムで感染伝播が確認されており世界で3235名以上の疑わしい患者と154名の死亡者が報告されています。


■原因は新種のウイルスによるもの■
4月16日、WHOはSARSの原因が新種のウイルスによるものと発表。
その名もずばり、「SARSウイルス」と名付けられました。


■96%は自然治癒■
WHOが入手した情報をまとめたところでは、SARSを発症した人の96%が
自然に回復していると報告されています。


<SARS感染が疑われるケース>

2003年2月1日以降に 38度以上の急な発熱があるうえ、咳・息切れ・呼吸困難感などの呼吸器症状が一つ以上みられる人で、発症前10日以内にSARS発生が報告されている地域へ旅行した、あるいは発症前10日以内に、SARS患者を看護・介護するか、同居しているか、近距離で接触するか、患者の気道分泌物、体液に触れた人であること。

さらに、胸部レントゲン写真で肺炎や呼吸窮迫症候群の所見を示したり発熱、呼吸器症状、頭痛、筋肉のこわばり、食欲不振、倦怠感、意識混濁、発疹、下痢等の症状を伴なうこともあります。

<感染源・感染性>

2月26日、ベトナムのハノイの病院に入院した男性がSARS患者の第1号とされています。
感染した人の飛沫や体液に接触することが重要な原因とみられています。


感染したかも! どうすればいい?

潜伏期は2〜7日間と考えられており、3〜5日だった症例が大半です。
感染伝播が確認されている地域から帰国して2〜7日程度の間に思い当たる症状が出た場合は最寄りの医療機関へ。帰国時点で自覚症状がある場合は空港で検疫官に申し出てください。

上記は厚生労働省、感染症情報センターのホームページの内容をもとにまとめたものです。最新情報はWHOのホームページに掲載されているので、これから海外へ出かける人は、こまめにチェックしてください。

 
海外で注意が必要なのはSARSだけじゃない!

・不衛生や水、野菜、果物、十分に火の通っていない料理に注意。
  →心配があるものを口にしない。
・熱帯地方では虫が媒介する感染症に注意。
  →防虫対策を万全に。地域によってはワクチン接種を。
・長時間飛行機に乗る場合は、いわゆるエコノミークラス症候群に注意。
  →ときどき席を立って体を動かす。水分補給も忘れずに。

海外で流行している感染症については検疫所のホームページ
(http://www.forth.go.jp/)に最新情報が掲載されています。
また、行き先別に病気の予防方法が詳しく載っているので渡航前に読んでおくと役立ちます。


 
国内旅行もセルフケアが大切

・日差しの強い場所では日射病、熱射病に注意。
 →頭や首筋を直射日光にさらさない。水分補給も忘れずに。
  乳幼児やお年寄りは命の危険にさらされることも。十分気をつけて。
・日焼け
 →予防が第一。やけどのような状態になった場合は冷やして、皮膚科へ。
  美白剤はドクターズ・コスメを扱っているクリニックにもあります。
・野外活動では食中毒に注意。
 →食材には十分に火を通す。
 →クーラーバッグなどで腐敗を防止。
 →生の肉や魚に触れた箸やフォークなどを口にしないように!
 →おにぎりはラップを使ってにぎって。
 →自然に自生する山菜やきのこは素人判断で口にしない。
 →吐き気や下痢は我慢しない。水分不足に注意し、湯冷ましなどで補給を。
・虫刺され、水虫などの皮膚トラブルも多発
 →石けんを使うと悪化することがあるので、皮膚科で治療を。


■日本人は食中毒を起こしやすい!?■
湿度が高く、生食の習慣がある日本では、2・3・4月を除いて毎月2000人を超える食中毒患者が出ています。
特に多いのはサルモネラ、腸炎ビブリオや、0-157などの病原性大腸菌。
また、ウイルスによるものも多発しています。発生を防ぐ保存法や調理法など詳しいことは厚生労働省のホームページに掲載されているので、ぜひ一度目を通してみてください。


 
ロングドライブが怖い! 乗り物酔いの対策は?

<原因>
耳の奥にある三半規管が感じ取った体の動き方と、目で感じる運動の情報とがうまくかみ合わないときに、乗り物酔いが発生します。
 例:乗り物の中で読書をしているとき。


<対策>
ふだんからブランコなどに乗って訓練する。
・睡眠を十分にとり、体調を調えておく。
・悪路走行を避ける。
・こまめに休憩を取る。
・事前に酔い止めを飲んでおく。
また、最近は車のシガーソケットを利用したアロマディフューザーも。ペパーミントなど、乗り物酔いに効果的なオイルを利用してみては。

♪遠出をする人も、近場で過ごす予定の人も、病気やけがに気をつけて。
自然のなかでは予測のつかないトラブルに見舞われることもあるので専門書で予備知識を得るなどして、楽しい休暇をお過ごしくださいね!


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