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033 2003年9月1日発行
夏の疲れとホメオスターシス
雨の日が多く、ビア・ホールの売り上げも芳しくないと言われた今年の夏。
30℃を超える真夏日が続いたかと思えば、秋のように涼しい日もありました。
オフィスのエアコンとの兼ね合いで体調を崩している方も多いのでは?
深刻な状態に陥る前に自分でできるケアをして、元気に秋を迎えましょう!
体の機能をバランスよく保つために欠かせないのがホメオスターシス(恒常性)です。
■ ホメオスターシスを正常にキープしよう
合成・分解、摂取・排泄、刺激・反応などの生理的現象によって、体内の環境を一定に保つ働き。
・体温
・血液濃度
・血糖値
・体液濃度
・pH
などはホメオスターシスによって常に一定に保たれています。
ホメオスターシスは自律神経やホルモンの働きによって調節されており、自分の意志とは関係なく機能して
います。ところが、強いストレスがかかるなど体に無理のある生活が続くとホメオスターシスが損なわれ、体調
を崩すことがあります。
・冷え性で体が温まりにくい
・暑くても汗が出にくい
・眠いのになかなか眠れない
・尿が出にくい
・血糖値が上がったまま下がらない
などは、ホメオスターシスが損なわれた状態。
夏の疲れが残っているうえに気温差の激しい秋は、体調を崩しやすい季節。
ホメオスターシスを正常にするために、この時期にオススメしたいセルフケアは、次のようなものです。
ハーバル・バスで半身浴
すっかりポピュラーになった入浴法。忙しくてベッドへ直行したくなる日ほどお湯に浸かって心と体の疲れを癒
してほしいもの。
冷えと疲労を回復するハーブ 
ジュニパー ⇒ 滞留している水分や老廃物を解消
ローズマリー ⇒血液循環を促進
アップルビネガー ⇒ 疲労回復
ハーブを浮かべたお湯に浸かりながら体を浮力に任せて、ゆっくりとリズミカルに 複式呼吸を繰り返すと、
深いリラクゼーション効果が得られます。
炭酸ガスの温泉でぽっかぽか
この時期、家族や仲間と温泉に行くなら単純炭酸泉がオススメ。
二酸化炭素が豊富で、体を温めて血液をサラサラにする効果が認められています。
炭酸ガスが皮膚にしみこむことで血管を広げるとともに、赤血球を大きくさせて 血液の流れを良くします。
ヨガで集中力アップ
ヨガにはさまざまなポーズ(行法)がありますが、特に魚のポーズがオススメ。
肘を支えにし、頭のてっぺんを床につけて、弓なりに体をそらします。目を閉じてゆっくりと呼吸を整え、20秒
ほど数えます。 このポーズをとるとα波が出て集中力が増すというデータがあります。
■ 夏バテ
汗をかくことでミネラルなどが体から出てしまうと消化液の分泌が減少して胃腸の消化力が低下。ここに暑さ
による寝不足や、エアコンによる冷え過ぎなどが加わると、疲れやすい、体がだるなど、いわゆる夏バテの症
状が出ることが。
バテてしまった人は、次のような方法で解消を目指してみて。
ビタミンB1でスタミナUP↑
汗をかくことが多い夏場はビタミンやミネラルの消耗が激しく、気温が30℃以上になるとビタミンB1の消費量が
高まります。サプリメントや玄米食などで上手に補って。
他に、脂質の代謝を良くするB2、タンパク質の代謝を良くするB6、貧血の改善に効果的なB12なども合わせて
摂りたい栄養素。豚肉や豆腐もオススメです。
※ビタミンB群は水溶性ビタミンで、過剰症の心配はありません。
クエン酸で疲労回復
クエン酸には、疲労物質である乳酸の生成を抑えるとともに、排泄を促す働きがあります。
乳酸が体内に溜まったままるになると、体は酸性に傾いて、慢性的に疲れやすくなります。
適度にクエン酸を摂ることで体液のpHは弱アルカリ性に戻ります。
酢とはちみつを水で割ったドリンクのほか、梅干しやレモン、かぼすなどを料理に使って。
※体調によって、酢を摂りすぎると胸焼けすることがあるので、1回の摂取量は少なめに。
山芋で消化促進
すっかりバテてしまって食欲がないときは、とろろ蕎麦などを。
山芋にはタンパク質やビタミンB群、C、ミネラルのほか、ムチンという粘液質やジアスターゼという消化酵素、
コリン、サポニンなどが含まれているので、栄養が摂れるだけでなく、消化を良くして胃腸を助けてくれます。
大根にも消化を良くする働きがあるので、おろし蕎麦など大根を使ったメニューも。
CLOSE UP! 
■ 6人に1人は糖尿病予備軍!?
先頃、厚生労働省が20歳以上の男女を対象に行った調査で、糖尿病の疑いがある人や可能性を否定でき
ない「予備軍」の人が国民の6人に1人にあたる1600万人余りにのぼり、この5年間で250万人増えたと見られ
ることがわかりました。特に女性は、ほぼ全年齢層で増加していることがわかりました。
糖尿病って?
インスリンというホルモンが不足して食物を栄養として利用できなくなり、体を正常に維持したり、機能できなく
なる病気。20〜30代であっても無縁ではありません。
空腹時の血糖値が従来の126mg/dl以上の場合、「予備軍」とみなされます。
原因と対策は?
日本人は欧米人に比べ、体質的に糖尿病になりやすいといわれます。
高脂肪食の増加など、欧米型の食事が原因の一つとして指摘されています。
1日の摂取カロリーの目安は
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{(身長−100)×0.9}× 25 〜 30kcal
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身長160cmの人なら、1350〜1620kcal で、1食平均450〜540kcal。
特に外食はカロリーが高くなりがちなので、チェックをお忘れなく。
また、単にカロリーを気にするだけでなく、栄養バランスを心がけて。

♪梨、栗、きのこ……食欲の秋が目前! 魚もおいしい季節になります。
体重オーバーに気をつけながら、旬の味覚を楽しみたいですね。
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